資格・キャリア・就職スポーツウエルネス学部
取得可能な資格
内容
(公財)日本スポーツ協会
資格取得に必要な条件
検定試験に合格する事で資格を取得できます。
①AT専門科目(24科目)の修得
②共通科目Ⅲ(5科目)の修得
③AT現場実習(180時間以上)実施
④実技確認テスト合格
⑤検定試験
内容
(公財)健康・体力づくり事業財団
資格取得に必要な条件
認定試験に合格し、健康運動指導士台帳に登録されることで、健康運動指導士の称号を取得できます。
内容
(公財)日本スポーツ協会
資格取得に必要な条件
内容
(公財)日本パラスポーツ協会
資格取得に必要な条件
内容
(公財)日本レクリエーション協会
資格取得に必要な条件
内容
(公社)日本キャンプ協会
資格取得に必要な条件
将来のキャリアについて
将来像
グローバルスポーツマネジメント系企業/国際スポーツ関係機関/国際公務員/他業種アナリスト系(シンクタンク、マーケティング、金融) など
専門性の追求—スペシャリスト育成
- エコスポーツ系(スキー場、登山、ゴルフ場、釣り等をエコの視点で展開している企業)/スポーツツーリズム系(旅行業、公園事業、テーマパーク)/中高保健体育教員(養護教員含む)/公務員(地域振興、環境政策) など
- スポーツ関連技術者系(スポーツ用品メーカー、研究機関)/スポーツ栄養・美容系(食品、美容系企業)/しょうがい者スポーツマネジメント系/健康・医療系(健康食品、予防医学企業)/公務員(スポーツ振興、健康増進課) など
- プロスポーツ選手/プロスポーツ指導者/プロスポーツ運営系(プロスポーツチーム・クラブ職員、スポーツイベント企画企業)/フットボールコーチ系(普及、分析、コンディショニングコーチ)/アスレティックトレーナー/スポーツアナリスト など
高度な専門性を有する研究者育成
大学院進学(前期課程、後期課程)/専修免許を有する保健体育教員/専門的知識を有する専門職系企業・団体、大学教員・研究者 など
主な就職先
味の素(株)/キリンホールディングス(株)/森永製菓(株)/大塚製薬(株)/(株)資生堂/(株)ファーストリテイリング/日本電気(株)/パナソニック(株)/富士ゼロックス(株)/三菱電機(株)/(株)クボタ/本田技研工業(株)/(株)サイバーエージェント/ソフトバンク(株)/楽天グループ(株)/全日本空輸(株)/束日本旅客鉄道(株)/JTBグループ/(株)星野リゾート/森ピル(株)/(株)三越伊勢丹/(株)三井住友銀行/野村證券(株)/第一生命保険(株)/日本生命保険(相)/東京海上日動火災保険(株)/住友商事(株)/三井物産(株)/(株)共同通信社/(株)時事通信社/(株)テレピ埼玉/(株)マイナビ/(株)リクルート など
スポーツ関連企業
(株)西武ライオンズ/徳島ヴォルティス(株)/(株)奈良クラブ/セントラルスボーツ(株)/(株)ルネサンス/デサントジャパン(株)/(株)プリヂストン/ミズノ(美津野(株))/(株)アルペン/(株)アールビーズ/データスタジアム(株) など
教育/公務員など
都道府県教員(埼玉県・束京都ほか多数)/(学)神奈川大学/(学)慶應義塾/(学) 立教学院/(学)早稲田学園/(公財)日本スポーツ協会/日本赤十字社/神奈川県庁/新座市役所/警視庁/東京消防庁/皇宮護衛官/財務専門官/国税専門官/日本銀行 など
※コミュニティ福祉学部 スポーツウエルネス学科の卒業生
進学
- 「スポーツ科学」と「ウエルネス科学」を融合し、総合的にスポーツウエルネス学を探求する大学院研究科を設置。
- 4年生で大学院の前期課程科目を履修できる「大学院特別進学生制度」があり、5年間で学士と修士の学位を取得可能。
- 理学療法士資格取得を目指し、学部在学中に提携する専門学校へ進学可能。
キャリア教育実習 —キャリア意識開発を目指した実習体験—
スポーツやウエルネスに関わる多様な実習先での現場実習
また一方では、社会人になるための心構えを得るなど、就労準備教育としての意義も有しております。具体的には、春学期に事前学習を行ってから、主に夏季休業中に現場実習を行い、秋学期には事後学習を実施し、学びの集大成に実習先の方々や大学関係者を招待した報告会を行います。実習先は、スポーツ系とウエルネス系に区分し、スポーツ系はスポーツ関連協会、各種スポーツチーム、フィットネスクラブ等、ウエルネス系は旅行、美容、教育、ビジネス、イベント関連などの企業で実習を行います。
「仕事とは,社会とは,コミュニティとは,そして人生とは」等のテーマを深く考え、キャリア意識開発だけでなく、自己の進むべき道と能力に目覚め、より豊かに学び行動できる人間に成長する助けとなることを目標としています。
外部講師を招聘する事前・事後学習
キャリア形成に向けての第一歩
卒業生からのメッセージ
新しいことを積極的に学ぶ姿勢が仕事の現場でも生きる
安藤 大智さん/2017年3月卒業
勤務先:ミズノ株式会社
スポーツウエルネス学科の魅力は「先生方と距離が近い環境で学べる事」にあると思います。私は、休育会ボート部へ所属しておりましたが、勉強することで競技力が向上する楽しさを感じながら授業を受けていました。例えば、どうしたら筋量を落とさず減量できるか、スポーツ栄養学の研究室に伺い何度もご相談をさせてもらったり、ゼミはスポーツ心理学を専攻し、練習への向き合い方や正しい目標設定方法を学んだりと、本当に多くのことを教えて頂きました。
2017年に卒業した後はロンドンの大学院へ留学しました。留学を決めた最大の理由は、在学中にハマったスポーツ心理学の学びを更に深めたかったからです。実は英語は苦手でTOEIC500点からの挑戦でした。留学当初は上手にコミュニケーションが取れず辛い思いもしましたが、修士論文を書く傍ら、ポート発祥の地ロンドンで、オリンピックで活躍した選手たちと一緒に競技の活動ができるなどスポーツを通じて貴重な経験を得ました。また世界中に友人ができたことは、—生の宝物です。
現在はミズノ株式会社でデジタルマーケティングの仕事をしています。新しいことの連続ですが、大学時代に培った自ら新しいことを積極的に学ぶ姿勢が生きていると思います。大好きなスポーツに関わる仕事ができて毎日幸せです。
「する」以外のスポーツへの関わり方
稲葉 彩愛さん/2018年3月卒業
勤務先:東大和市立第五中学校
高校までは「する」という立場でしかスポーツヘの関わり方を考えていませんでしたが、スポーツウエルネス学科で、「みる」「支える」「知る」といった関わり方を学んだことが、現在“教師”という立場になって役に立っています。例えば、「みる」という視点でのスポーツヘの関わり方。東京オリンピックが開催され、実際にこどもたちがトップアスリートのパフォーマンスを目にし、スポーツヘの興味・関心が高まりました。 また、「みる」にも様々な視点があり、そのアスリートの過去から現在への歩みについて調べたり考えたりすることで、スボーツを通して社会の変容についても考えるきっかけを示すことができます。前回大会から2倍に増えた男女混合種目やLGBTQ+選手の活躍もこどもたちに考えさせるべきスポーツと社会の関わりの1つになりました。
大切な命を預かる教育現場で、さらに保健体育科というこどもの命に関わる教科でも自信をもって仕事に取り組めているのは、運動におけるパフォーマンスや、体の構造を理解した上で指導ができるから。また、「する」以外の関わり方を知り、様々な視点でスポーツの楽しさや奥深さをこどもたちに伝えることができています。これからも心身の健康のみにとどまらず、運動やスポーツを通して豊かな生活を送るためにウェルビーイングな授業展開を意識していきたいと考えています。
学生時代の学び、経験を活かし好きなことを仕事にする
梅木 信哉さん/2020年3月卒業
勤務先:株式会社テレビ埼玉
入社初年度からスポーツ部に配属され、現在は主にJリーグ•高校スポーツの中継•番組制作を担当しています。スポーツウエルネス学科では幅広い観点からスポーツを学ぶことができました。特に3年次に受講したスポーツジャーナリズム論で、メディアを通してスポーツに関わりたいという目標が明確になりました。学生時代に経験したことが今の仕事に役立っています。
活力、活性化の本質
大木 彩さん/2015年3月卒業
勤務先:早川町役場
スポーツと健康に対する興味が強かった私は、スポーツウエルネス学科に入学しました。在学中は特にキャンプやスキーなどアウトドアスポーツの授業を通じて、心の豊かさの重要性を学びました。現在は日本一人口の少ない街で地域おこし協力隊を経て、集落支援員として活動しています。社会がいきいきと活発であり続けるために必要なことを、本学科では学べると思います。
現在にも活かされている大学時代の学びと実践
前迫 雅人さん/2012年3月卒業
勤務先:浦和レッズ(トップチーム・コーチ)
大学院終了後からプロのサッカーコーチとして仕事をしています。大学・大学院では、さまざまな科目を通してスポーツを多角的に学びながら、サッカーにおけるコンディショニングをテーマに研究し、バルセロナでの学会発表も経験しました。データを用いて分析に活かすことや、フィードバックを選手にわかりやすく伝えることなど、大学時代の学びが現在の仕事にも広く活かされています。
スポーツウエルネス学科で培ったもの
細野 郁加さん/2016年3月卒業
勤務先:公益財団法人日本スポーツ協会(JSPO)
現在、スポーツ医・科学に関するさまざまな研究を行う“スポーツ科学研究室”で、各研究事業の事務全般や研究職員のサポートを主な業務としています。私がJSPOへの就職を考えたのは、インターンシップを履修したことがきっかけでした。スポーツウエルネス学科で過ごした4年間を通じて、その「きっかけ」や共に頑張る仲間を得たことは、私の人生において大きな財産です。
全ての生徒に伝えたい「スポーツウエルネス」の教え
大岩 紗織さん/2015年3月卒業
勤務先:杉並区立泉南中学校
勤務校でオリ・パラ教育の担当となった時、学生時の「車いすバスケ」を思い出し、しょうがいがあってもスポーツを楽しむ人々の気持ちを感じてもらいたいと授業を企画。大学の協力を得て行った授業は大成功で、改めてスポーツの力や運動を生活の中に取入れる責務を感じました。今後も全ての生徒が運動することの楽しさや歓びを感じられる授業づくりを研究していきたいです。
当時は「自由な日々」、今となっては「人生の原点」
中山 健二郎さん/2012年3月卒業
勤務先:沖縄大学 人文学部福祉文化学科
私の生き方を形づくった「濃い」時間。学科での4年間は、そんな日々だったように思います。学業、遊び、スポーツ…すべての行動を自由に構成する毎日。自由気ままに、3年次にふと取り組んだ高校野球研究。気がつけば博士課程まで研究を続け、高校野球の論文を書き、今は自らが大学教員として、学生一人ひとりの「濃い」時間に伴走しています。