資格・キャリア・就職スポーツウエルネス学部

取得可能な資格

アスレティックトレーナー【受験資格】
内容
スポーツドクターやコーチと緊密な協力のもと、スポーツ活動中の外傷・障害予防、コンディショニングやリコンディショニング、安全と健康管理、医療資格者へ引き継ぐまでの救急対応を行い、スポーツをする人の安全と安心を確保したうえで、パフォーマンスの回復や向上を支援する資格です。

(公財)日本スポーツ協会
資格取得に必要な条件
以下の①~④の条件を在学中に満たすことで、⑤検定試験の受験資格を得ることが可能です。
検定試験に合格する事で資格を取得できます。
①AT専門科目(24科目)の修得
②共通科目Ⅲ(5科目)の修得
③AT現場実習(180時間以上)実施
④実技確認テスト合格
⑤検定試験
健康運動指導士【受験資格】
内容
保健医療関係者と連携しつつ安全で効果的な運動を実施するための運動プログラム作成及び実践指導計画の調整等を行う役割を担う者をいいます。

(公財)健康・体力づくり事業財団
資格取得に必要な条件
指定科目(16科目)の修得後4年次に所定の手続きを経ることにより、健康運動指導士認定試験の受験資格が与えられます。
認定試験に合格し、健康運動指導士台帳に登録されることで、健康運動指導士の称号を取得できます。
スポーツコーチングリーダー【受験資格】
内容
生涯スポーツ社会の実現を目指し、生涯を通じた「快適なスポーツライフ」を構築するため、その推進の中心となるスポーツ指導者であり、スポーツ医・科学の知識を活かしてスポーツを「安全に、正しく、楽しく」指導し、その「本質的な楽しさ・素晴らしさ」を伝える役割を担います。

(公財)日本スポーツ協会
資格取得に必要な条件
指定科目(2科目)の修得後、オンラインテストに合格する事で資格を取得できます。
初級・中級パラスポーツ指導員
内容
しょうがい者のスポーツの振興をはかることを目的とした指導者資格で、多様な者のしょうがい内容に基づいた健康や安全管理を重視し、スポーツとの出会いの機会を演出し、スポーツの喜びや楽しさを理解させることに重点をおいたもので、しょうがい者にスポーツの生活化を促進する指導技術の獲得をめざすものです。

(公財)日本パラスポーツ協会
資格取得に必要な条件
初級パラスポーツ指導員の場合は2科目、中級パラスポーツ指導員の場合は12科目の指定科目を修得し、80時間以上のしょうがい者スポーツにおけるボランティア活動を行い、4年次に所定の手続きを得ることにより、資格を取得できます。
レクリエーション・インストラクター
内容
健康づくりや、福祉現場に必要なレクリエーションという世界に興味・関心を持ち、多様なレクリエーション活動を支援する人材を養成することを目的として作られた資格であり、人と人との楽しい交流を促進させる技術を習得します。

(公財)日本レクリエーション協会
資格取得に必要な条件
指定科目(5科目)の修得後、所定の手続きを得ることにより、資格を取得できます。
キャンプインストラクター
内容
キャンパーとじかに接しながら、プログラム等の指導を行う役割を持った指導者であり、資格取得に関しては、キャンプの意義やキャンプの安全について学ぶとともに、実際にキャンプのプログラムを体験しながら、プログラムの指導についても学びます。

(公社)日本キャンプ協会
資格取得に必要な条件
野外活動(キャンプ)の実習・演習の指定科目(1科目)を修得後、所定の手続きを得ることにより、資格を取得できます。
中学校・高等学校(一種)教員免許状(保健体育)

キャリア教育実習

キャリア意識開発を目指した実習体験を行っています。

「キャリア教育実習」の詳細はこちら

将来のキャリアについて

卒業後の人生は、4年間の学生生活やそこでの学びを基盤にして築かれます。生きる目標を見つけ、自信を持って社会に巣立つことができるよう、仕事・職業を含めた、自立した個人としての自分らしい人生の在り方を身に付けましょう。

将来像

総合的なバランス力の追求—ジェネラリスト育成
グローバルスポーツマネジメント系企業/国際スポーツ関係機関/国際公務員/他業種アナリスト系(シンクタンク、マーケティング、金融) など

専門性の追求—スペシャリスト育成
  • エコスポーツ系(スキー場、登山、ゴルフ場、釣り等をエコの視点で展開している企業)/スポーツツーリズム系(旅行業、公園事業、テーマパーク)/中高保健体育教員(養護教員含む)/公務員(地域振興、環境政策) など
  • スポーツ関連技術者系(スポーツ用品メーカー、研究機関)/スポーツ栄養・美容系(食品、美容系企業)/しょうがい者スポーツマネジメント系/健康・医療系(健康食品、予防医学企業)/公務員(スポーツ振興、健康増進課) など
  • プロスポーツ選手/プロスポーツ指導者/プロスポーツ運営系(プロスポーツチーム・クラブ職員、スポーツイベント企画企業)/フットボールコーチ系(普及、分析、コンディショニングコーチ)/アスレティックトレーナー/スポーツアナリスト など

高度な専門性を有する研究者育成
大学院進学(前期課程、後期課程)/専修免許を有する保健体育教員/専門的知識を有する専門職系企業・団体、大学教員・研究者 など

主な就職先

一般企業
味の素(株)/キリンホールディングス(株)/森永製菓(株)/大塚製薬(株)/(株)資生堂/(株)ファーストリテイリング/日本電気(株)/パナソニック(株)/富士ゼロックス(株)/三菱電機(株)/(株)クボタ/本田技研工業(株)/(株)サイバーエージェント/ソフトバンク(株)/楽天グループ(株)/全日本空輸(株)/束日本旅客鉄道(株)/JTBグループ/(株)星野リゾート/森ピル(株)/(株)三越伊勢丹/(株)三井住友銀行/野村證券(株)/第一生命保険(株)/日本生命保険(相)/東京海上日動火災保険(株)/住友商事(株)/三井物産(株)/(株)共同通信社/(株)時事通信社/(株)テレピ埼玉/(株)マイナビ/(株)リクルート など

スポーツ関連企業
(株)西武ライオンズ/徳島ヴォルティス(株)/(株)奈良クラブ/セントラルスボーツ(株)/(株)ルネサンス/デサントジャパン(株)/(株)プリヂストン/ミズノ(美津野(株))/(株)アルペン/(株)アールビーズ/データスタジアム(株) など

教育/公務員など
都道府県教員(埼玉県・束京都ほか多数)/(学)神奈川大学/(学)慶應義塾/(学) 立教学院/(学)早稲田学園/(公財)日本スポーツ協会/日本赤十字社/神奈川県庁/新座市役所/警視庁/東京消防庁/皇宮護衛官/財務専門官/国税専門官/日本銀行 など

※コミュニティ福祉学部 スポーツウエルネス学科の卒業生

進学

  • 「スポーツ科学」と「ウエルネス科学」を融合し、総合的にスポーツウエルネス学を探求する大学院研究科を設置。
  • 4年生で大学院の前期課程科目を履修できる「大学院特別進学生制度」があり、5年間で学士と修士の学位を取得可能。
  • 理学療法士資格取得を目指し、学部在学中に提携する専門学校へ進学可能。

卒業生からのメッセージ

学生時代の学び、経験を活かし好きなことを仕事にする

梅木 信哉さん/2020年3月卒業
勤務先:株式会社テレビ埼玉

入社初年度からスポーツ部に配属され、現在は主にJリーグ•高校スポーツの中継•番組制作を担当しています。スポーツウエルネス学科では幅広い観点からスポーツを学ぶことができました。特に3年次に受講したスポーツジャーナリズム論で、メディアを通してスポーツに関わりたいという目標が明確になりました。学生時代に経験したことが今の仕事に役立っています。

活力、活性化の本質

大木 彩さん/2015年3月卒業
勤務先:早川町役場

スポーツと健康に対する興味が強かった私は、スポーツウエルネス学科に入学しました。在学中は特にキャンプやスキーなどアウトドアスポーツの授業を通じて、心の豊かさの重要性を学びました。現在は日本一人口の少ない街で地域おこし協力隊を経て、集落支援員として活動しています。社会がいきいきと活発であり続けるために必要なことを、本学科では学べると思います。

現在にも活かされている大学時代の学びと実践

前迫 雅人さん/2012年3月卒業
勤務先:浦和レッズ(トップチーム・コーチ)

大学院終了後からプロのサッカーコーチとして仕事をしています。大学・大学院では、さまざまな科目を通してスポーツを多角的に学びながら、サッカーにおけるコンディショニングをテーマに研究し、バルセロナでの学会発表も経験しました。データを用いて分析に活かすことや、フィードバックを選手にわかりやすく伝えることなど、大学時代の学びが現在の仕事にも広く活かされています。

スポーツウエルネス学科で培ったもの

細野 郁加さん/2016年3月卒業
勤務先:公益財団法人日本スポーツ協会(JSPO)

現在、スポーツ医・科学に関するさまざまな研究を行う“スポーツ科学研究室”で、各研究事業の事務全般や研究職員のサポートを主な業務としています。私がJSPOへの就職を考えたのは、インターンシップを履修したことがきっかけでした。スポーツウエルネス学科で過ごした4年間を通じて、その「きっかけ」や共に頑張る仲間を得たことは、私の人生において大きな財産です。

全ての生徒に伝えたい「スポーツウエルネス」の教え

大岩 紗織さん/2015年3月卒業
勤務先:杉並区立泉南中学校

勤務校でオリ・パラ教育の担当となった時、学生時の「車いすバスケ」を思い出し、しょうがいがあってもスポーツを楽しむ人々の気持ちを感じてもらいたいと授業を企画。大学の協力を得て行った授業は大成功で、改めてスポーツの力や運動を生活の中に取入れる責務を感じました。今後も全ての生徒が運動することの楽しさや歓びを感じられる授業づくりを研究していきたいです。

当時は「自由な日々」、今となっては「人生の原点」

中山 健二郎さん/2012年3月卒業
勤務先:沖縄大学 人文学部福祉文化学科

私の生き方を形づくった「濃い」時間。学科での4年間は、そんな日々だったように思います。学業、遊び、スポーツ…すべての行動を自由に構成する毎日。自由気ままに、3年次にふと取り組んだ高校野球研究。気がつけば博士課程まで研究を続け、高校野球の論文を書き、今は自らが大学教員として、学生一人ひとりの「濃い」時間に伴走しています。

※コミュニティ福祉学部 スポーツウエルネス学科の卒業生

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