2025/12/02 (TUE)

『Sport Policy for Japan 2025』で松尾哲矢ゼミチームが 「優秀賞」受賞

OBJECTIVE.

『Sport Policy for Japan 2025』において、スポーツウエルネス学部スポーツウエルネス学科松尾哲矢ゼミチーム(3年次 大久保 咲さん、湯淺 華月さん、中島 瑠菜さん、長濱 侑奈さん、清橋 名菜さん、清水 英さん、鴨下 晃太郎さん、中村 圭吾さん、吉田 翼さん、木村 彩乃さん、石田 聖來さん、矢端 未結さん)が「優秀賞」を受賞しました。

Sport Policy for Japan:SPJ(スポーツ政策学生会議)は、大学生による日本のスポーツ政策やスポーツ産業振興策についての研究成果を発表し議論する場として2011年に始まりました。学生同士でスポーツ政策やスポーツビジネスについて議論し、スポーツマネジメントやスポーツ政策などの研究者とスポーツに関わる実務家による評価・表彰を行っています。

『Sport Policy for Japan 2025』は、2025年10月25日(土)、26日(日)に立教大学(池袋キャンパス)にて対面形式で開催されました(主催:日本スポーツ産業学会、スポーツ政策学生会議実行委員会/ 後援:スポーツ庁、(公社)日本プロサッカーリーグ(Jリーグ))。全国から30校(29大学、1専門学校)、66チーム、357名の学生が参加しました。
スポーツ政策提言のプレゼンテーションは、予選を通過した決勝(6チーム)のコンペティション方式(競技会方式)で行われました。松尾ゼミは、「『音のないスポーツ』を通じたつながろうプロジェクト」と題し、デフリンピックを契機として聴覚しょうがい者が抱える課題に目を向け、アイコンタクトやハンドサイン、音のない世界の魅力を伝えるために「音のないスポーツ」を展開することで聴覚しょうがい、聴覚しょうがい者への理解を深める案を提示し、見事決勝進出、「優秀賞」を受賞しました。

受賞コメント 松尾哲矢ゼミチーム チームリーダー 大久保 咲さん

松尾哲矢先生(右端)、TAの八木一弥さん(左端)、前列左からスポーツウエルネス学部3年清橋 名菜さん、湯淺 華月さん、大久保 咲さん、中島 瑠菜さん、石田 聖來さん、後列左から長濱 侑奈さん、清水 英さん、吉田 翼さん、中村 圭吾さん、鴨下 晃太郎さん、木村 彩乃さん

私たちは今回、12人で1つのチームとなりSPJに挑みました。個性豊かなメンバーが集まり、半年間話し合いを続けてきました。時には、不安に襲われることや12人それぞれの想いがまとまらず苦戦したこともありましたが、「面白がれた!」と言える発表をSPJでするという目標に向かって努力し続けました。

SPJでは、聴覚しょうがい、聴覚しょうがい者への理解が進んでいないことと、音のない世界の魅力が伝わっていないという問題を、「音のないスポーツ」(Deafutureプロジェクト)の展開によって解決を目指す施策を考え、提案しました。その中で、東京都庁や全日本ろうあ連盟、デフアスリートへのインタビュー調査や大学生を対象としたアンケート調査、実際にデフサッカーの練習に参加するなど多方面に調査を行いました。また、プロジェクトの一部を実際に放課後子供教室で実施しました。最終的には子どもたちの声や放課後子供教室の先生方へのインタビュー調査も反映したプロジェクトを提案することができました。この部分は私たちが特にこだわったところでもあり、一番の強みです。

今回優秀賞を受賞することができたのは、松尾哲矢先生をはじめ、TAの八木一弥さん、折に触れアドバイスをくださった村本宗太郎先生、そして大学院生や4年生の先輩からのあたたかいご指導があってこそだと思います。また、調査に協力してくださった多くの方々やスポーツ産業学会様をはじめ、SPJ2025に携わっていただいた全ての方にこの場をお借りして感謝申し上げます。誠にありがとうございました。SPJで得た経験を今後の卒業論文や、社会に出てからも活かしていきたいと思います。そして、私たちが作り上げたこの施策がこの先実現されて、テーマでもある「音のないスポーツ」を通して聴覚しょうがい、聴覚しょうがい者への理解が深まりそれが共生社会への第一歩となるように精進してまいりたいと思います。

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