加藤 晴康 教授
(スポーツ医学、整形外科)
教員インタビュー
2025/03/06
教員
研究内容
私が整形外科医ということより、スポーツ医学の分野の中で、整形外科的分野の研究を中心に行っています。長い期間にわたりトップアスリートのメディカルサポートを行ってきましたので、アスリートのケガ予防に関する研究について取り組んでいます。また、アスリートに関わらず、一般の方の筋力増強についての研究についても検討しています。一方、長い間研究に関わってきた脳の松果体ホルモンであるメラトニンについての研究に関しても取り組んでいきます。
研究指導
これまでのゼミ生における研究は、Injury Surveyとフィジカルや心理的評価から、ケガのリスク評価おび早期発見を検討、育成年代アスリートのケガのリスクの検討、エキセントリックエクササイズの研究、運動器とメラトニンの研究などを取り組んできています。
受験生へのメッセージ
ウエルネスに関しては、ロコモティブ・シンドロームから分かるように、筋肉に対するアプローチが重要ですが、サルコペニアに関する具体的な対応策は見出されていません。アスリートのケガ予防の検討は、まだまだ始まったばかりです。また、ウエルネスの基礎的研究にメラトニンと運動器があると考えています。医学的な研究に興味ある方は、ぜひ一緒に、新しい発見を見出すアプローチの楽しさを共有し、ワクワクするような研究をしましょう
※2025年インタビュー当時の情報です。