修了生の声
コミュニティ福祉学研究科博士課程前期課程修了(大学院特別進学生制度) 鈴木 瑠偉さん
2024/08/05
大学院生・修了生
大学院での生活・経験について教えてください
私は大学院特別進学生制度を利用し、学部4年次から大学院の授業を受け、学部と合わせて5年間で大学院の前期課程を修了しました。スポーツウエルネス学科の授業やゼミを受ける中で、ただ学ぶだけではなく自分でも研究をしてみたいという思いが芽生えたため、大学院進学を決めました。また、学部生時代は体育会アメリカンフットボール部に所属し、高校生の時から意識し続けていた、「文武両道」をより高いレベルで実現してみたかったという思いも、大学院へ進学したきっかけとなっています。
学部3年次より、石井秀幸准教授のバイオメカニクス・スポーツ工学のゼミに所属し、卒業研究、大学院と継続して、研究活動を進めました。卒業論文および修士論文では、手指関節運動に着目し、アメリカンフットボールのオーバースロー動作における手指関節運動の計測・分析方法の検討と、ボールと指先の接触を解析する方法の開発および妥当性検証をテーマに論文を執筆しました。手指関節とボールと指先の接触解析という非常に細かい範囲での研究であったため、実験や解析段階で非常に苦慮しましたが、様々な工夫を施し、研究を形にできたことは、非常に良い経験として記憶に残っています。
学部3年次より、石井秀幸准教授のバイオメカニクス・スポーツ工学のゼミに所属し、卒業研究、大学院と継続して、研究活動を進めました。卒業論文および修士論文では、手指関節運動に着目し、アメリカンフットボールのオーバースロー動作における手指関節運動の計測・分析方法の検討と、ボールと指先の接触を解析する方法の開発および妥当性検証をテーマに論文を執筆しました。手指関節とボールと指先の接触解析という非常に細かい範囲での研究であったため、実験や解析段階で非常に苦慮しましたが、様々な工夫を施し、研究を形にできたことは、非常に良い経験として記憶に残っています。
現在の仕事やその他の活動について
元々は中学・高校の保健体育の教員を目指していましたが、大学院での活動の中で学校職員という職業を知り、教員とは異なる形での教育への関わり方に興味を持ち、学校職員を中心に就職活動を行った結果、立教学院に入職することができました。
現在は、立教大学の教務部教務事務センターという部署におり、学生の履修・成績・学籍等の管理や学部・研究科が決定したカリキュラムを教務システムに反映し、管理・運営をしていくといった業務を担っています。2020年の入職時からコミュニティ福祉学部・研究科の担当となり、2023年度からのスポーツウエルネス学部・研究科開設、コミュニティ福祉学部・研究科再編業務に携わることができました。自分の提案がスポーツウエルネス学部・研究科のカリキュラムの一部に導入されたりと、職員の立場から色々な部分へ貢献できたのではないかと感じています。自分の所属していた学科・研究科の独立に携われたことは非常に印象深く、成長に繋がったと感じています。
現在は、立教大学の教務部教務事務センターという部署におり、学生の履修・成績・学籍等の管理や学部・研究科が決定したカリキュラムを教務システムに反映し、管理・運営をしていくといった業務を担っています。2020年の入職時からコミュニティ福祉学部・研究科の担当となり、2023年度からのスポーツウエルネス学部・研究科開設、コミュニティ福祉学部・研究科再編業務に携わることができました。自分の提案がスポーツウエルネス学部・研究科のカリキュラムの一部に導入されたりと、職員の立場から色々な部分へ貢献できたのではないかと感じています。自分の所属していた学科・研究科の独立に携われたことは非常に印象深く、成長に繋がったと感じています。
大学院と現在の仕事の関連について
学校職員という仕事ですので、学部生・大学院生の時の経験が活かされるというのはもちろんのことなのですが、大学院での研究活動の経験が、仕事を進めるにあたって大いに活かされています。例えば、参考となる論文を探し、その論文を読み、それらを参考に自分の論文を書くといった経験は、そのまま仕事の資料を作成するような時に活かされていますし、研究会や学会での報告・発表と、それに伴う意見交換といった活動は、仕事における会議や打ち合わせにおいて、スムーズに進める能力や的確に質問・回答をする力として、自分の身になっていると感じます。また、研究に重要な論理的な思考も、そのまま仕事に活かすことができています。
※2024年インタビュー当時の情報です。
CATEGORY
このカテゴリの他の記事を見る