修了生の声

スポーツウエルネス学研究科博士課程前期課程修了(大学院特別進学生制度) 片山 優実さん

2024/08/07

大学院生・修了生

大学院での生活・経験について教えてください

私は大学院在籍時、アスレティックトレーナー資格取得のために専門学校にも通っていたので、午前中は専門学校、午後は大学院で学ぶという生活でした。また同時に、学部生時代から所属していた体育会サッカー部女子チームでトレーナー兼フィジカルコーチとして活動を続けました。大学院では自分の研究分野以外の授業も受講するため、今までにない視点で考えるきっかけができ、他分野の大学院生とディスカッションをすることで研究内容のブラッシュアップをすることができました。このような3本柱の生活は時間のやりくりがとても大変でしたが、指導教員の安松先生をはじめ諸先生方、研究対象であった体育会サッカー部の方々にご協力いただきながら、研究を進めることができました。また、私は学部在籍時から日本フットボール学会に所属し、大学4年次に初めて発表者として参加しました。そして、大学院1年次に参加した大会において「若手研究奨励賞(口頭発表)」をいただきました。現場活動をしてこそ見えてくる課題を研究にしてきていたので、現場と研究の両立の大変さは実感しましたが、このような形で結果として残せたことは嬉しかったです。

現在の仕事やその他の活動について

現在は学生としてアスレティックトレーナーの専門学校に通いながら、女子サッカープロリーグであるWEリーグのチームで非常勤トレーナーとして活動しています。練習前の準備や選手の対応、練習中はトレーニングのモニタリングをしながら円滑にトレーニングが進むように心がけて仕事をしています。常勤のトレーナーの方々から技術と経験を学んでおります。

大学院と現在の仕事の関連について

大学院の研究テーマは、『大学女子サッカー選手のトレーニング負荷量変動とゲームフィジカルパフォーマンスの関係性』であり、日々のトレーニング負荷に着目した研究でした。研究を通して選手の日々のコンディションを確認しながら、外傷障害予防のために様々な取り組みに挑戦しました。大学院での研究とトレーナー活動での経験は、サッカー現場に関わる現在の仕事上で大きな糧になっています。

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