ウエルネスを重視した学校教育を探究し、今の教育現場にイノベーションを起こしたい
コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科4年 海野 天音さん
2022/08/01
在学生・卒業生
OVERVIEW
「ウエルネスって何だろう」。私がこの学部学科を志望したのは、他大学のスポーツ系学部にはないその言葉と考え方に興味を抱いたからです。
スポーツに関する学びを入り口に、もっと幅広く人や社会に関することを学べそうだという期待がありました。入学して、それはまさに期待通りでした。中でも面白いと思ったのは、経済学部の学生たちに交ざって受講したキャリア形成論の授業です。彼らとグループディスカッションを行ううち、スポーツがさまざまなビジネスや経済効果を生み出していることを知り、同時に経営学的視点がスポーツ振興には不可欠であることを知りました。そして、誰もがいきいきと自分自身の成長や向上を楽しむ「ウエルネス」の概念こそ、そうした経済やスポーツ振興に必要な“人を動かす力”になることに気付きました。
現在、このウエルネスの考え方と学校教育を結び付け、例えば、体育にICTやバイオメカニクスを取り入れ、運動が苦手な生徒でも楽しみながら課題をクリアできるような授業を構築するなど、いかに授業の展開やクラス運営に反映させるかについて研究を進めているところです。将来はこの研究を通じて教育者を目指し、教員による一方的な授業を主流とする現在の学校教育にイノベーションを起こすことが、私の大きな目標です。
現在、このウエルネスの考え方と学校教育を結び付け、例えば、体育にICTやバイオメカニクスを取り入れ、運動が苦手な生徒でも楽しみながら課題をクリアできるような授業を構築するなど、いかに授業の展開やクラス運営に反映させるかについて研究を進めているところです。将来はこの研究を通じて教育者を目指し、教員による一方的な授業を主流とする現在の学校教育にイノベーションを起こすことが、私の大きな目標です。
※コミュニティ福祉学部 スポーツウエルネス学科の学生
※本記事は「スポーツウエルネス学部 学部案内2023」をもとに再構成したものです。
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。